ヘッジ取引を行う市場 Market
ヘッジ取引を行う市場は世界中に色々な形態で存在しています。ここではよく使われる代表的な市場を幾つかご紹介します。
1.先物取引市場
公共的な取引を行う場であり、決められた仕様の商品(標準品という)を一定のルールのもと取引を行います。
取引相手は金融機関、原材料・製品を扱う法人、個人等といった不特定多数。
契約の履行を確実なものとするために、清算機関が設けられています。
代表的な取引所として…
- 『ニューヨーク・マーカンタイル・エクスチェンジ』
通称NYMEX(ナイメックス)。
世界的な原油指標であるWTI原油、ガソリン、灯油といった石油製品、金、白金といった貴金属の取引が行われています。 - 『シカゴ・ボード・オブ・トレード』
通称CBOT(シーボット)。
コーン、小麦、大豆といった穀物の取引が行われています。穀物価格の世界的な指標となっています。 - 『インターコンチネンタル・エクスチェンジ』
通称ICE(アイス)。
石油取引の指標となるブレント原油が取引されています。 - 『東京商品取引所』
通称TOCOM(トコム)。
国内最大規模の取引所。金、白金といった貴金属の他に、中東産原油、ガソリン、灯油が取引されています。
アジア地域の指標ともなっているゴムの取引も行われています。
2.スポット・フォワード取引市場
標準契約に基づき相対で取引がなされる現物市場です。
3.スワップ市場
変動価格と固定価格を交換する相対取引です。
実際に品物の受渡しを行わず、売り買いの差額を受け払いする(差金決済)ことで取引を終了させます。
4.オプション取引
ある商品を、将来のある一定の価格で売り買いする権利を売買する取引です。





