2012.06.06 NY金・銀市況=金は小反発、銀は急反発、量的緩和期待で買いが優勢に
| 12/06/06. 8:30 更新 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 限月 | 始値 | 高値 | 安値 | 帳入値 | 前日比 | |
| 金 | (12/ 8) | 1619.9 | 1624.8 | 1612.5 | 1616.9 | + 3.0 |
| (12/12) | 1625.2 | 1628.6 | 1619.0 | 1621.4 | + 3.0 | |
| 銀 | (12/ 7) | 2822.0 | 2849.0 | 2808.0 | 2840.5 | + 39.8 |
| (12/12) | 2833.5 | 2863.0 | 2828.5 | 2853.0 | + 40.5 | |
| 推定出来高 | 前日出来高 | 前日取組高 | (前々日比) | |
|---|---|---|---|---|
| 金 | 95,512 | 146,038 | 423,333 | (- 5,755) |
| 銀 | 43,985 | 35,824 | 116,104 | (+ 113) |
| NY為替 | 円 | ユーロ | NYダウ | 12,127.95 | + 26.49 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4日 | 78.36/40 | 1.2496/97 | ナスダック | 2,778.11 | + 18.10 | |
| 5日 | 78.72/74 | 1.2452/54 | 10年米国債利回り | 1.57 | + 0.05 | |
| NY原油 | (12/ 7) | 84.29 | + 0.31 | CRB指数 | 270.38 | + 0.38 |
| (12/ 8) | 84.57 | + 0.30 | SPDR保有金残高 | 1,273.88 | 0.00 | |
ニューヨーク金は小反発、銀は急反発。終値の前日比は、金が1.3〜3.0ドル
高、中心限月の8月限は3.0ドル高、銀は39.8〜40.5セント高、中心限月の
7月限は39.8セント高。
金8月限は、リスク許容度の回復で買いが先行したあと、ドル反発や株反落で値を消
したが、ECB及びFRBが量的緩和に踏み切る可能性があることから反発に転じた。
銀7月限は、リスク許容度回復で上昇したあと、ドル反発や株反落で押されたが、米
ISM非製造業景況指数の上昇や株の上値追いをはやして時間外取引の高値を抜いた。
ニューヨーク金8月限は、時間外取引を1624.8〜1614.0ドルのレンジで 推移し、前日比6.5ドル高の1620.4ドルとなった。昨日後半の戻り歩調を引き 継いだあとも、ドル安・株高・原油高で上値を伸ばした。ドル反発や株・原油の反落で 値を消したが、プラスサイドを維持して戻り歩調となった。ただ、先進7カ国財務相・ 中央銀行総裁会議(G7)緊急電話協議の結果待ちで、模様眺めムードが広がった。
立会いは、戻り歩調を引き継いで1623.8ドルまで地合いを強めたあと、時間外 取引の高値にとどかなかったことから反落に転じたが、1612.5ドル(1.4ドル 安:0.1%)下げ止まったあとは、押し目買いが入ってプラスサイドに切り返した。 英国の休日で市場参加者が減少するなか、欧州中央銀行(ECB)及び米連邦準備理事 会(FRB)が追加金融緩和に転じる可能性があるため買いが上回った。香港経由の中 国の金輸入は104トンに達し、3月から65%増加して過去最高を更新したことも強 材料。G7の電話協議が終了したあと、米財務省は「G20首脳会議を控え、欧州の進 展注視で合意した」との声明を発表したが、市場への影響は限られた。
米造幣局は、5月のアメリカン・イーグル金貨販売を5万3000オンスと発表し、 前月の2万オンスから急増した。ただ、前年同月の10万7000オンスから50.5 %減少した。5月までの累計は28万3500オンスで、前年同期の51万4500オ ンスから44.9%減少した。5月の銀貨販売は287万5000オンスで、前月の 152万オンスから89.1%増加した。前年同月は365万3500オンス。5月ま での累計は1453万4000オンスで、前年同期の1890万1500オンスから 23.1%減少した。
ニューヨーク銀7月限は、時間外取引を2842.5〜2808.0セントのレンジ で推移し、前日比33.8セント高の2834.5セントとなった。戻り歩調を引き継 いで買いが先行したあとも、リスク許容度の高まりや金の上昇で上値を伸ばした。外部 市場がリスク回避の流れに転換したことから押されたが、金が戻り歩調となったことか ら序盤の高値に接近した。
立会いは、強基調を引き継いで時間外取引の高値を抜いたあと、金の下落が圧迫して 2823.0セントまで後退したが、ドル反落や株価の上値追い、金の反発をはやして 2849.0セント(48.3セント高:1.7%)まで値を飛ばした。5月の米供給 管理協会(ISM)非製造業景況指数が53.7に上昇し、事前予想の53.4を上回 ったことも支援材料。利食いで押されたが、押し目買いで本日の高値に接近した。
6月4日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前週末比1万1864オンス増加の 1100万6987オンス、銀は64万9227オンス減少の1億4232万9309 オンス。
(オーバルネクスト シカゴ/小形一郎)
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