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2014.08.27 NY金・銀市況=金は反発、銀は堅調、地政学的リスクの高まりで|金相場|楽天証券の商品先物取引「ドットコモディティ」

マーケット情報| 金相場 バックナンバー

2014.08.27 NY金・銀市況=金は反発、銀は堅調、地政学的リスクの高まりで

14/08/27 . 8:30 更新
限月 始値 高値 安値 帳入値 前日比
(14/10) 1275.1 1290.6 1274.8 1284.3 + 6.3
(14/12) 1277.4 1291.9 1275.7 1285.2 + 6.3
(14/ 9) 1932.5 1966.0 1930.5 1938.6 + 2.8
(14/12) 1940.0 1973.5 1938.0 1945.9 + 2.8
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
104,922 57,562 362,471 (+ 609)
77,664 46,326 166,342 (- 265)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   

NY為替 ユーロ NYダウ 17,106.70 + 29.83
25日 103.97/99 1.3194/95 ナスダック 4,570.64 + 13.29
26日 104.05/06 1.3171/72 10年米国債利回り 2.39 0.00
NY原油 (14/10) 93.86 + 0.51 SPDR保有金残高 797.09 0.00

 ニューヨーク金は反発、銀は堅調。終値の前日比は、金が6.2~6.5ドル高、中心限月の12月限が6.3ドル高、銀が2.8~3.2セント高、中心限月の9月限が2.8セント高。
 金12月限は、ドル安・株安で前日高値を抜いたあと、米耐久財受注や消費者信頼感指数が予想を上回ったこと、株高で押されたが、ウクライナ緊張で戻り歩調となった。
 銀9月限は、ドル安や金の反発をはやして前日高値を突破したが、米景気拡大で米国の早期金融引き締め観測が広がったことや、ドル高、金の押しで上昇分を吐き出した。

 ニューヨーク金12月限は、時間外取引を1291.7~1275.7ドルのレンジで推移、前日比10.2ドル高の1289.1ドルとなった。12月限は、安寄りしたが、ドル安・株安をはやして反発に転じ、前日高値(1281.6ドル)を突破した。
先週後半の急落も一服し、ドル安で押し目買いが優勢になった。

 立会時間は、投機買いが先行して時間外取引の高値(1291.7ドル)を上回ったあと、1291.9ドル(13.0ドル高:1.0%)ではね返されたことから1283.1ドルまで後退したが、押し目買いで戻り歩調となった。時間外取引で上昇したが、米耐久財受注や消費者信頼感指数が予想を上回ったことから米国の早期利上げ観測が広がった。株価の上値追いでリスク資産の需要が高まる一方、安全資産の金に戻り売りが出た。ただ、ウクライナ、イラク、ガザ地区など地政学的リスクが高まっていることから、プラスサイドを維持した。本日からウクライナのポロシェンコ大統領とロシアのプーチン大統領が協議を行っているため、買い戻しが入った。10月23日から始まるヒンズー教のディワリ休日を控えインドで現物需要の回復がうかがえることや、ロシア、カザフスタンが保有金を買い増したことも買い材料となった。

 国際通貨基金(IMF)のデータによると、ロシア、カザフスタンは7月、保有金を買い増した。ロシアは保有金を10.57トン増やして1104.05トン、カザフスタンは1.40トン増加して158.61トンとした。他に、エクアドルは0.31トン増やす一方、ベラルーシは2.46トン減らした。トルコは4.29トン近く減らして510.04トンとしたが、同国中央銀行が2011年後半、商業銀行への融資の担保として金を認めたため、その影響が大きいとみられている。

 ニューヨーク銀9月限は、時間外取引を1963.0~1930.5セントのレンジで推移し、前日比26.7セント高の1962.5セントとなった。9月限は、安寄りしたが、ドル安や金の反発をはやして前日高値(1947.0セント)を突破した。金の上昇が一服したことから後退したが、金の上値追いで抵抗を抜いた。

 立会時間は、強基調を引き継ぎ1966.0セント(30.2セント高:1.6%)まで上値を伸ばしたが、伸び悩んだあとは、米国の景気拡大やドル高・株高、金の押しで1938.0セントまで押し込まれ、上げ幅のほとんどを吐き出した。時間外取引は金の上昇に追随したが、立会時間は、米景気拡大で早期金融引き締め観測が広がった。

 8月25日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前週末比321オンス減少の986万3080オンス、銀は29万750オンス増加の1億7918万8817オンス。

 今日の材料
・ロシア軍の一部兵士が国境を越えた問題で、ウクライナは「特別な任務」と認識。
・7月の米耐久財受注は前月比22.6%増加、予想の8.0%増加を上回る。
・6月のS&P/ケース・シラー米住宅価格指数は前年比8.10%上昇、予想の8.30%上昇を下回る。
・6月の米住宅価格指数は前月比0.4%上昇、予想の0.3%上昇を上回る。
・8月の米消費者信頼感指数は92.4に上昇、予想の89.0を上回る。

(インベステック シカゴ/小形一郎)

2014年8月の海外金相場市況の一覧

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