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2014.09.5 NY金・銀市況=金は反落、銀は小反落、ECB利下げもドル急伸が圧迫|金相場|楽天証券の商品先物取引「ドットコモディティ」

マーケット情報| 金相場 バックナンバー

2014.09.5 NY金・銀市況=金は反落、銀は小反落、ECB利下げもドル急伸が圧迫

14/09/05 . 8:30 更新
限月 始値 高値 安値 帳入値 前日比
(14/10) 1269.0 1278.0 1264.7 1265.6 - 3.8
(14/12) 1269.8 1279.2 1265.5 1266.5 - 3.8
(14/12) 1921.5 1939.0 1909.0 1913.8 - 5.1
(15/ 3) 1930.5 1941.5 1915.5 1919.4 - 5.3
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
149,897 120,408 368,523 (- 2,992)
40,563 29,781 161,805 (- 502)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   

NY為替 ユーロ NYダウ 17,069.58 - 8.70
3日 104.75/76 1.3146/47 ナスダック 4,562.29 - 10.28
4日 105.16/18 1.2947/48 10年米国債利回り 2.45 + 0.05
NY原油 (14/10) 95.54 + 2.66 SPDR保有金残高 790.51 0.00

 ニューヨーク金は反落、銀は小反落。終値の前日比は、金が3.8~3.2ドル安、 中心限月の12月限が3.8ドル安、銀が15.9~4.4セント安、中心限月の12 月限が5.1セント安。
 金12月限は、ドル安・株安で前日高値を抜いたあとも、予想外のECB利下げで値 を飛ばしたが、ドル高加速や株価反発、原油反落、ウクライナ停戦期待で値を消した。  銀12月限は、ドル安や金の上昇、予想外のECB利下げによる金の上値追いで前日 高値を突破したが、ドル高加速や原油・金の反落、米景気減速で前日安値を下回った。

 ニューヨーク金12月限は、時間外取引を1276.2~1267.6ドルのレンジ で推移し、前日比0.6ドル高の1270.9ドルとなった。12月限は、高寄りした あと、反落したが、ドル安・株安をはやして前日高値(1272.4ドル)を抜いた。 欧州中央銀行(ECB)定例理事会で、追加緩和策が予想されることも強材料。ADP 民間雇用が予想を下回ったことから上値を伸ばしたあと、ドル高加速で値を消したが、 押し目買いでプラスに浮上した。

 立会時間は、予想外のECB利下げを受けたドル高加速が圧迫し、時間外取引の安値 を下回って1266.8ドルまで値を消した。ECBは、予想外の利下げに加え、マイ ナス金利拡大や資産担保証券の購入を決定するなどの追加刺激策を決定し、欧州の景気 減速に対する対応を強化した。欧州の景気低迷による金融緩和強化や、米民間雇用が予 想を下回ったこと、週間失業保険申請件数の増加などをはやして切り返し、時間外取引 の高値を抜いて1279.2ドル(8.9ドル高:0.7%)まで値を飛ばしたが、ド ル高加速や株価反発で反落に転じた。朝方の安値を下回り、1265.5(4.8ドル 安:0.4%)まで値を消した。ウクライナの停戦期待が広がる一方、流動的な状態に かわりないことや、米雇用統計を明日に控えることから、売り圧力も限られた。

 ロシア金生産者組合は、今年1月から7月までのロシア金生産を149.95トンと し、前年同期から23.7%増加した。内訳は、新産金が15.4%増加の118.2 トン、回収は18.503トン、副産物は6.6%増加の9.792トン、国営鉱山は 3.454トン。2013年のロシア金生産は、前年比12.6%増加の254.24 トン。同組合は、今年のロシア金生産を前年比8%増加の275トンと予想している。

 ニューヨーク銀12月限は、時間外取引を1931.0~1918.0セントのレン ジで推移し、前日比4.1セント高の1923.0セントとなった。12月限は、高寄 りしたあとも、ドル安や金の上昇、ECB追加緩和期待で前日高値(1928.0セン ト)を上回った。ADM民間雇用が予想を下回ったことから上値を伸ばしたあと、ドル 反発で下値を切り下げたが、押し目買いでプラスを回復した。

 立会時間は、金の反発に追随して時間外取引の高値を突破し、1939.0セント (20.1セント高:1.0%)まで上値を伸ばし他が、ドル高加速や金の反落が圧迫 して戻り売りが優勢になった。原油反落やドルの上値追いが圧迫し、時間外取引の安値 を下回って1909.0セント(9.9セント安:0.5%)まで値を消した。

 9月3日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比3697オンス増加の977万 187オンス、銀は28万8387オンス減少の1億7924万8652オンス。

 今日の材料
・地区連銀経済報告、米経済は過去数週間、多くの地区で引き続き「緩やか」に拡大。
・8月の米自動車販売は前年同月比5.5%増加し、年率換算で1753万台。
・7月の独鉱工業受注指数は前月比4.6%上昇、予想の1.5%上昇を上回る。
・8月の米ADP民間雇用者数は20.4万人増加、予想の22万人増加を下回る。
・ECBが予想外の利下げ、政策金利は過去最低の0.05%に、マイナス金利拡大、 ABS及びカバードボンド購入を決定。低インフレ対処へあらゆる措置講じる用意。 
・米新規失業保険申請件数は30.2万件に増加、予想の30万件を上回る。
・2Q米非農業部門労働生産性指数確報値は前期比+2.3%上昇、予想は2.4%。
・7月の米貿易赤字は405億4600万ドルに縮小、予想の424億ドルを下回る。
・今年1月-7月のロシア金生産は、前年比23.7%増加の149.95トン。
・8月の米ISM非製造業景況指数は59.6に上昇、予想の57.7を上回る。

(インベステック シカゴ/小形一郎)

2014年9月の海外金相場市況の一覧

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