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2015.04.22 NY金・銀市況=金、銀ともに反発、ギリシャ支援に対する不透明感で|金相場|楽天証券の商品先物取引「ドットコモディティ」

マーケット情報|金相場バックナンバー

2015.04.22 NY金・銀市況=金、銀ともに反発、ギリシャ支援に対する不透明感で

15/04/22 . 8:30 更新
限月 始値 高値 安値 帳入値 前日比
(15/ 6) 1195.8 1203.7 1192.5 1203.1 + 9.4
(15/ 8) 1194.8 1204.5 1194.8 1204.1 + 9.4
(15/ 5) 1592.0 1616.5 1586.0 1600.8 + 11.9
(15/ 7) 1597.5 1620.0 1591.0 1604.8 + 11.9
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
106,657 144,092 398,518 (+ 322)
78,654 71,418 179,707 (+ 2,761)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っていますが、最新データは相場表でご確認ください。   

NY為替 ユーロ NYダウ 17,949.59 - 85.34
20日 119.25/26 1.0737/38 ナスダック 5,014.10 + 19.50
21日 119.64/65 1.0735/36 10年米国債利回り 1.91 + 0.02
NY原油 (15/ 5) 55.26 - 1.12 SPDR保有金残高 739.06 0.00

 ニューヨーク金、銀ともに反発。終値の前日比は、金が9.4~9.8ドル高、中心限月の6月限が9.4ドル高、銀は11.8~11.9セント高、中心限月の5月限が11.9セント高。
 金6月限は、ドル高・株高・原油高にもかかわらず、現物需要増加で1200ドル台を回復した。上値づかえで押されたが、ギリシャ懸念による逃避買いで抵抗を抜いた。
 銀5月限は、金の1200ドル超えで上昇したあと、金の押しで上昇分を吐き出したが、ドル反落や金の上値追い、ギリシャ懸念による逃避買いで16ドル台を回復した。

 ニューヨーク金6月限は、時間外取引を1201.8~1192.5ドルのレンジで推移し、前日比7.7ドル高の1201.4ドルとなった。6月限は、買いが先行したあと、ドル高・株高・原油安で値を消したが、押し目買いが優勢になって上値を切り上げた。外部市場は弱気に振れたが、ヒンズー教の祭礼に入ってインドの金需要増加が予想されることや、ロシア中央銀行が3月、保有金残高を増やしたことが支援材料。ギリシャ支援に関する不透明感も引き続き、逃避買いを誘って1200ドル台を回復した。

 立会時間は、1201.6ドルまで上昇したあと、時間外取引の高値にとどかなかったことやドル高・株高で1194.2ドルまで下押されたが、プラスを維持したことやドル反落、株価の押しをはやして切り返した。欧州中央銀行(ECB)幹部がギリシャのユーロ圏離脱の可能性を否定したものの、ギリシャ支援に関する不透明感でギリシャ2年債利回りが2012年以来始めて30%を上回るなど、市場はギリシャ資産から逃避して危機感を募らせた。原油急落が足をひっぱったが、株価がマイナスに転落したことも逃避買いを誘い、1203.7ドル(10.0ドル高:0.8%)まで上値を伸ばした。インドの現物需要増加観測や、ロシアの保有金増加も強材料。なお、ギリシャ支援問題に関しては、24日にユーロ圏財務省会合が予定されるものの、5月11日に予定されるユーログループ(ユーロ圏財務相)会合までまとまる可能性は低いとみられている。翌日の12日は、国際通貨基金(IMF)からの7.8億ユーロの融資に対するギリシャの返済期限。

 ロシア中央銀行は、4月1日現在のロシア保有金残高を3980万トロイオンス(1237.78トン)とし、3月1日から2.6%増加した。評価額は1.03%増加の472.72億ドル。独コメルツ銀行によると、通貨ルーブル防衛のため、ロシア中央銀行は今年1月、2月に外貨準備を取り崩し、金の購入を取り止めたが、ルーブルがかなり上昇したため金の購入を再開した。

 ニューヨーク銀5月限は、時間外取引を1616.5~1586.0セントのレンジで推移し、前日比19.6セント高の1608.5セントとなった。5月限は、買いが先行したあと、ドル高 ・原油安で反落したが、金の上昇をはやして16ドル台を回復した。外部市場は弱気に振れたが、ギリシャ支援に関する不透明感で買いが続いた。

 立会時間は、1609.0セントまで地合いを強めたあと、金の押しで1589.0セントまで後退したが、プラスを維持したことから上昇に転じた。ドル安加速や金の上値追いをはやし、1605.5セントまで値を飛ばした。ギリシャ支援に対する不透明感や、株価の反落も逃避買いを誘った。ただ、原油急落で高値から押された。

 4月20日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前週末比8万6042オンス減少の777万1427オンス、銀は46万8849オンス減少の1億7516万1627オンス。

今日の材料
  • 中国の保定天威保変電気がデフォルト、国有企業関連会社として初。
  • 4月1日現在のロシア保有金残高は前月比2.6%増加の1237.78トン。
  • 4月の独ZEW景況感指数は53.3に低下、予想の55.3を下回る。
  • 2014年のユーロ圏財政赤字はGDP比2.4%に低下、債務残高は91.9%に上昇。ギリシャの財政赤字は3.5%に縮小、債務残高は177.1%に上昇。
  • 23日に独ギリシャ首脳会談。
  • ユーログループ議長、ギリシャの支援協議は今後数週間に合意との見通しを示す。
  • ギリシャ銀に対する融資条件厳格化との報道で、同国2年債利回りが30%を突破。

(インベステック シカゴ/小形一郎)

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