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写真私が取引を始めた25年くらい前は、今のようにパソコンはなく、すべて電卓を使って取引していました。為替やCOMEX(ニューヨークの金市場)などいろんな指標や価格を計算して、出した理論値をもとに取引をしていました。

当時は、東工取の金は節銘柄でしたから、一時間に一回、取引所にいる場立ちと電話で状況を話しながら電卓をたたいていたんです。

数年して、ようやくパソコンが普及し始めたとき、これまで電卓でしていた計算をパソコンにさせて取引をはじめました。

日本ではじめて、取引にパソコンを取り入れたんです。 ちょうどそのころ、東工取の金が節銘柄から、ザラバに変わった時でした。

パソコンを導入した取引は、電卓をたたくよりもスムーズでした。また、取引形態がザラバに変わったことで、回りのトレーダーたちは環境の変化に戸惑ってか、なかなか思い切った注文をしてきませんでした。

そんなこともあって、パソコンの導入と取引環境の変化は、私たちの取引のパフォーマンスを大きく向上させました。コンピュータによるオートマティカリーな売買は、先駆者の利益とでも言うんでしょう、結構うまい具合に利益をあげることができましたね。

その時の私が作った計算式は、いまでも色んなトレーダーが使っていますよ(笑)

パソコンを導入して以降、約20年間で金のマーケットは大きく変化しました。ただ、「投資術」は今も変わらず、ずっと使い続けられていますね。

写真イラク戦争や、ゴルバチェフの失脚などの地政学的なリスクが高まると、マーケットのボリュームが膨れ上がりました。海外の実需の売り注文と、国内の個人投資家の買い注文で、東工取のボリュームが大きくなります。

今の変動要因は、というとやはり「ETFの残高の増加」が大きいでしょうね。金融不安や、景気後退とか、「不安だ」ということは誰が見ても明らかですから、不安が深刻なほど、金に対する需要が出てきますね。

写真美食家として---
B級グルメですけどね(笑)。おいしくて安いものは何でも好きです(笑)。 「楽しみ」の一つでしょう。 やはり、食べることというのは人間の欲求の一つですから。あとは、食べること以外に料理を作ることも楽しみの一つですね。 (これは美味しい!と思った料理は?) 香港で食べる「お粥」です。あとは、僕自身関西の人間なんで、お好み焼きも好きですね。

ランナーとして---
昔は走ることが大嫌いだったんですよ(笑)。学生のころからずっとテニスをしているですけど、道具を使ってやるほうが楽しいですし、ずっと走っているだけではちょっとつまらないと思っていました。

ただ、ここのスタンダードバンクの東京支店を立ち上げる前、香港に半年くらい住んでいたんですが、ちょうど僕の住んでいた建物の一階にジムが入っていたんです。2007年の5月くらいからかな・・・始めてみたんです。最初は時速6.5キロくらいで、「池水さん、それ歩くのと同じですよ」なんて言われてました(笑)。

それでジム以外に、本格的にジョギングをはじめたのが2008年の夏くらいなんですけど、それ以来、毎週土曜日に10キロ、日曜日にハーフ〜30キロくらい走ってますね。今年に入って一日も休んでないです(笑)。月間で230キロ〜250キロくらいは走りますね。

走ることで、循環が良くなりますね。食事のとき大盛りとか頼まなくなりましたし(笑)、体重が減ってくると、走るのも楽になりますから良いことは多いと思いますよ。

父として---
友人を大切にするように言ってます。自分にとって友人は大切なものだし、子供にもそう言ってます。夏休みには、私とうちの子供と子供の友人と出かけたりしますからね。うちの子供は友人に恵まれていると思いますよ。

日経ヴェリタス