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これ以上カンタンに書けない!2月26日(金)の夜、動きそうなワケ Gross Domestic Product
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前回、1月29日に発表された『米GDP2009年第4四半期・速報値』は、前期比年率で5.7%となり、6年ぶりの大幅な伸びとなりました。 |
ただし過去の値動きを見ると『米GDP』関連の発表では、原油価格は敏感に反応していることが分かります。
※そもそも「どうして経済指標で商品の値段が動くの」という方は、次のリンク先をご確認ください。
いまさら聞けない アメリカの『GDP』って?
『GDP』は、一定の期間内において、国内で生産されたモノやサービス等の金額から、材料や必要な道具にかかる金額を引いて合計したものです。
“Gross Domestic Product“(グロス・ドメスティック・プロダクト)を略したもので、『国内総生産』のことです。
アメリカの『GDP』を見ると、アメリカ全体の景気が良いのか悪いのか知ることが出来ます。
さらに、アメリカの『GDP』は、世界でナンバー1。
全世界の約30%を占めるため、世界経済全体に大きな影響を及ぼす重要な経済指標として注目され、為替、株、商品を問わず世界の金融市場が注目しています。
基本的には、アメリカの『GDP』が良い数字なら景気が良いと見て商品も株もドルも値上がりしやすく、逆に悪い数字なら景気が悪くなると見て値下がりすると見ます。
アメリカの『GDP』は、いつ発表されるの?
アメリカの『GDP』は、米国の商務省が、1ヶ月ごとに、『速報値』『改定値』『確定値』の3回に分けて、ひとつの四半期分を発表します。
毎月、21日から31日の間に、いずれかの『GDP』に関する発表があることになります。
今回、2月26日(金)22:30に発表されるのは、図の『米GDP発表スケジュール』の中でオレンジ色の囲みが点滅している『第4四半期の速報値』です。
ちなみに、対象となっている期間は、ひとつ前の四半期です。
2月は、第1四半期ですので、昨年2009年の10月から12月にあたる第4四半期の数字が発表されるということになりますね。
『速報値』『改定値』『確定値』のうち、一般的にもっとも注目されるのは、第一報となる『速報値』です。
しかしながら、『改定値』や『確定値』で大幅に修正されると、サプライズとなって市場に大きな影響を及ぼします。
今回は、まさに最も注目される『速報値』の発表です。
「たくさんある項目の、どれを見るの?」
アメリカの『GDP』で発表される項目は、『実質GDP』、『名目GDP』、『個人消費支出』、『設備投資』、『住宅投資』、『在庫投資』、『政府支出』などいろいろとあります。
その中で特に注目されるのは次の2つです。
- 『実質GDP』
- 『個人消費支出』
ニュースでアメリカの『GDP』が取り上げられる場合も、特に詳しいものでなければ、ほとんどこの2つです。
なお、景気の先行きの目安として企業の『設備投資』や『住宅投資』が注目されることもあります。
「大きく動く」って、具体的にどのくらいなの?【過去3回の予想・結果・値動きをチェック】
次のリンク先から、『米GDP』の2009年第3四半期について、2009年11月24日『改訂値』、2009年12月22日『確定値』及び2009年第4四半期の『速報値』の発表についてご覧ください。
前回の発表内容と事前予想、そして、発表結果と原油のチャートを見比べれば、値動きへの影響は一目瞭然です。
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10.1.29『米GDP第4四半期速報値』発表 22:30『米GDP第4四半期速報値』が発表されると、原油価格は急騰します。この上昇はまさに『米GDP第4四半期速報値』だけを材料にしたものと思われ、この後、チャート上の高値を2度とつけることなく、下落に転じます。 |
発表内容 結果: +5.7% 予想: +4.5% 前回: − ※発表内容の一部 |
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09.12.22『米GDP第3四半期確定値』発表 22:30『米GDP第3四半期確定値』が発表されると、日本時間の17:00頃から続いていた下落トレンドから上昇に転ずる起点となります。 同時に進んでいた円高ドル安により、相対的に原油の値段が上昇したものと考えられます。 |
発表内容 結果: +2.2% 予想: +2.8% 前回: +2.8% ※発表内容の一部 |
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09.11.24『米GDP第3四半期改訂値』発表 2009年11月24日(火)の『米GDP第3四半期改訂値』の結果は、事前予想通りの+2.8%。 過去3ヶ月連続でWTI原油価格に急変をもたらした米GDPの発表も、今回は静かに迎えられました。 |
発表内容 結果: +2.8% 予想: +2.8% 前回: +3.5% ※発表内容の一部 |
2010年2月26日(金)の『米GDP2009年第4四半期改定値』の予想と結果
経済指標の発表では、実際に発表された数字よりも、事前予想との違いが注目されます。
予想と大きく違うほど、値段の反応も大きくなります。
| 日時 | 時刻 | 内容 | 前回 | 予想 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2月26日(金) | 22:30 |
[前期比年率] |
+5.7% | +5.6% | +5.9% |
※事前予想等につきましては、こちらに更新いたします。
2010年2月26日(金)の『米GDP第4四半期改定値』は、判断の難しい発表となりました。
前期比年率では、事前予想の+5.6%を上回る+5.9%でした。
一方、個人消費は下方修正され、+2.0%から+1.7%に悪化しました。
この状況をふまえて、原油価格のチャートを見てみましょう。
22:30『米GDP2009年第4四半期改定値』が発表されると、円建ての原油価格は急落します。
その後、WTI原油高につられてV字反騰となるものの、23:00の夜間取引終了で時間切れとなり、直前の高値を抜くことはできませんでした。
【ドル建てのWTI原油価格への影響】
22:30『米GDP2009年第4四半期改定値』が発表されると、WTI原油はまず下落します。
しかしながら、5分と掛からずに上昇に転ずると、それまでの高値を次々と超えていく急騰となるのです。
初動が本流にならないケースは珍しくありませんが、今回もそのようですね
次回の特集は、2010年3月5日(金)『米雇用統計』の発表です。お楽しみに。
【ご注意】気をつけながら楽しもう
重要な経済指標について、お分かりいただけたでしょうか。
値動きが大きくなって取引も盛り上がるのですが、利益となったとき大きい分、思った通りにならないと、損失も大きくなります。
この点を良くご理解いただき、重要指標の発表をお楽しみください。
※もっと知りたい方は、コモディティ情報サイト『rigoo.net(リグー・ネット)』で紹介、ぜひごらんください。
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