【2010年1月12日(火)の経済指標】先物取引・商品先物取引ならオンライン取引No.1のドットコモディティ

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これ以上カンタンに書けない!1月12日(火)の夜、動きそうなワケ  the balance of trade

連休明け12日(火)22:30は、『米貿易収支』の発表です。

米雇用統計など、他の経済指標がアメリカの景気が穏やかに回復に向かっていることを示す中、貿易収支に対しては、ここ2ヶ月ほど特に変わった動きは見られません。

スタッフのつぶやき
発表直後の原油、金(gold)価格も、2ヶ月連続で、大きな反応はありませんでした。

ただし、ドル安局面時には、米貿易収支の赤字額が注目されやすいという特徴がありますので、突然、市場に大きなインパクトを与えるかもしれませんね。

※そもそも「どうして経済指標で商品の値段が動くの」という方は、次のリンク先をご確認ください。

『これ以上カンタンに書けない!重要な経済指標で商品の値段が動くワケ』

いまさら聞けない アメリカの『貿易収支』って?

ニューヨークの町並み 『貿易収支』は、輸出金額と輸入金額の差のことです。

米商務省統計局により毎月10日頃発表されています。

モノやサービスの取引に関する収支を「経常収支」と言いますが、貿易収支はモノの輸入と輸出に関するものです。

輸出すれば資金を受取り、輸入すれば資金を支払うことになります。
輸入で支払った金額よりも、輸出によって多くの資金を受取れば貿易黒字になります。
逆に、輸出より輸入が多くなると貿易赤字となりますね。

他にも旅行や運送などのサービスについての「サービス収支」などがありますが、貿易収支は金額が大きく、最も注目されます。

先進国は「経常収支黒字」の場合が多いのですが、米国の貿易収支は赤字が続いています。

また、アメリカでは、ほとんどが税金からなる国の収入から、行政サービス等の支出を差し引いた、「財政収支」も赤字のため、二つ並べて『双子の赤字』と呼ばれます。

『双子の赤字』の注目度が高まるほど、『米貿易収支』の発表が注目されます。

「大きく動く」って、具体的にどのくらいなの?【過去3回の予想・結果・値動きをチェック】

次のリンク先から、2009年10月9日と2009年11月13日、2009年12月10日の『米貿易収支』発表についてご覧ください。
前回の発表内容と事前予想、そして、発表結果と原油のチャートを見比べれば、値動きへの影響は一目瞭然です。

2009年12月10日22:30『米貿易収支』発表時の原油のチャート 2009年12月10日22:30『米貿易収支』発表
2009年12月10日22:30『米貿易収支』が発表されると、一時、高値を試すものの、すぐに、それまでの持ち合い水準での取引となりました。
発表内容
結果: -329億USD
予想: -371億USD
前回: -365億USD
※発表内容の一部
2009年11月13日22:30『米貿易収支』発表時の原油のチャート 2009年11月13日22:30『米貿易収支』発表
22:30『米貿易収支』が発表されると、原油価格は上下に揺さぶられるものの、直接的な影響は鈍い反応にとどまりました。貿易赤字そのものの数値だけでは、強弱感を図れない場合もあります。
発表内容
結果: -365億USD
予想: -318億USD
前回: -307億USD
※発表内容の一部
2009年10月13日22:30『米貿易収支』発表時の原油のチャート 2009年10月9日21:30『米貿易収支』発表
21:30『米貿易収支』の発表を起点に原油価格が吹き上がります。それまでとまるで違う商品の値動きのようです。
数時間前に予想に下方修正されていましたので、「流れ」も裏切る内容だったということですね。
発表内容
結果: -307億USD
予想: -330億USD
前回: -320億USD
※発表内容の一部

1月12日(火)夜22:30発表予定の『米貿易収支』の事前予想と結果発表

さらに、事前予想と発表内容がまるっきり違うことも珍しくないことから、発表によって値段が大きく動くのです。

1月12日(火)夜22:30発表予定の『米貿易収支』の事前予想
日時 時刻 内容 前回 予想 結果
1月12日(火) 22:30 米 貿易収支 -329億USD -349USD -364億USD

※事前予想の変更等は、ここに随時UPします。

2009年12月12日(火)の『米貿易収支』では、貿易赤字の額が予想を上回りました。

「貿易赤字が大きくなった」ということの経済への影響を考えるには、もう少し詳しく、内容を見てみる必要があります。
今回の発表では、実は、輸出も輸入も増加していました。

ただ、輸出の増加をさらに上回って輸入が増加したということですね。
景気にとっては特に悪いことでは無いように感じられませんか。

それでは、事実を踏まえて原油のチャートを見てみましょう。

【国内の円建て原油価格への影響】

2010年1月12日発表の『米貿易収支』では、円建ての原油価格への影響はほとんど無いように見えます。
発表後30分の23:00には、国内の夜間取引は終了となりますが、発表まで続いていた下落基調が止まることになります。

発表時の円建て国内原油チャート(5分足)
国内の円建て『原油』を取引した場合の損益の目安はココでチェック ドットコモディティが提供するチャート分析ソフト『FuturesAnalyst(フューチャーズアナリスト)』で表示した、2009年12月10日22:30『米貿易収支』発表時の原油チャート(5分足)

【ドル建てのWTI原油価格への影響】

2010年1月12日22:30『米貿易収支』が発表されると、WTI原油は、それまで続いていた下落基調が止まることになります。

約1時間後には、もう一度安値を試すこともありました。
このような極めて短い反転は、流れが変わるときにはよく見られるものですね。
発表時のドル建てWTI原油チャート(5分足)
ドル建ての『WTI原油』(CFD取引)をした場合の損益の目安はココでチェック ドットコモディティが提供する商品CFDトレードツール『Formula CFD(フォーミュラ・シー・エフー・ディー)』で表示した、2009年12月10日22:30『米貿易収支』発表時のドル建てWTI原油チャート(5分足)

次回の特集は、1月14日木曜日『米小売売上高』の発表です。お楽しみに。 

【ご注意】気をつけながら楽しもう

重要な経済指標について、お分かりいただけたでしょうか。

値動きが大きくなって取引も盛り上がるのですが、利益となったとき大きい分、思った通りにならないと、損失も大きくなります。
この点を良くご理解いただき、重要指標の発表をお楽しみください。

※もっと知りたい方は、コモディティー情報サイト『Commodity Board(コモディティ・ボード)』 で紹介、ぜひごらんください。

『Commodity Board(コモディティ・ボード)』


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