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11月24日夜 ワクワクドキドキする 『米GDP2009年第3四半期改訂値』発表


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これ以上カンタンに書けない!11月24日(火)の夜、動きそうなワケ  Gross Domestic Product

勤労感謝の日の3連休が明けて24日(火)の夜22:30『米GDP第3四半期改訂値』が発表となります。

前回10月29日(木)、『米2009年GDP第3四半期速報値』の発表では、ドル建てのWTI原油も国内の円建て原油も急騰しました。
この夜の発表は、事前予想を超えて、アメリカの景気回復の傾向を示すものでした。

スタッフのつぶやき
…本当に、第3四半期の『GDP』は劇的な回復となっていたのか、注目です。

※そもそも「どうして経済指標で商品の値段が動くの」という方は、次のリンク先をご確認ください。

『これ以上カンタンに書けない!重要な経済指標で商品の値段が動くワケ』

いまさら聞けない アメリカの『GDP』って?

『GDP』は、一定の期間内において、国内で生産されたモノやサービス等の金額から、材料や必要な道具にかかる金額を引いて合計したものです。

“Gross Domestic Product“(グロス・ドメスティック・プロダクト)を略したもので、『国内総生産』のことです。

アメリカの『GDP』を見ると、アメリカ全体の景気が良いのか悪いのか知ることが出来ます。

さらに、アメリカの『GDP』は、世界でナンバー1。
全世界の約30%を占めるため、世界経済全体に大きな影響を及ぼす重要な経済指標として注目され、為替、株、商品を問わず世界の金融市場が注目しています。

基本的には、アメリカの『GDP』が良い数字なら景気が良いと見て商品も株もドルも値上がりしやすく、逆に悪い数字なら景気が悪くなると見て値下がりすると見ます。

アメリカの『GDP』は、いつ発表されるの?

米GDPの発表スケジュール アメリカの『GDP』は、米国の商務省が、1ヶ月ごとに、『速報値』『改定値』『確定値』の3回に分けて、ひとつの四半期分を発表します。

毎月、21日から31日の間に、いずれかの『GDP』に関する発表があることになります。

今回、11月24日(火)22:30に発表されるのは、図の『米GDP発表スケジュール』の中でオレンジ色の囲みが点滅している『第3四半期の改訂値』です。

ちなみに、対象となっている期間は、ひとつ前の四半期です。
11月は、第4四半期ですので、7月から9月にあたる第3四半期の数字が発表されるということになりますね。

『速報値』『改定値』『確定値』のうち、一般的にもっとも注目されるのは、第一報となる『速報値』です。

しかしながら、『改定値』や『確定値』で大幅に修正されると、サプライズとなって市場に大きな影響を及ぼします。
事実、第1四半期でも『確定値』での修正が行なわれています。


「たくさんある項目の、どれを見るの?」

アメリカの『GDP』で発表される項目は、『実質GDP』、『名目GDP』、『個人消費支出』、『設備投資』、『住宅投資』、『在庫投資』、『政府支出』などいろいろとあります。

その中で特に注目されるのは次の2つです。

  • 『実質GDP』
  • 『個人消費支出』
なぜ、『実質GDP』の他に『個人消費支出』が注目されるかというと、アメリカのGDPの約70%は個人の消費が占めているからです。

ニュースでアメリカの『GDP』が取り上げられる場合も、特に詳しいものでなければ、ほとんどこの2つです。

なお、景気の先行きの目安として企業の『設備投資』や『住宅投資』が注目されることもあります。

「大きく動く」って、具体的にどのくらいなの?【過去3回の予想・結果・値動きをチェック】

次のリンク先から、『米GDP』について、2009年第2四半期では2009年8月27日の『改定値』及び2009年9月30日『確定値』、2009年第3四半期では10月29日『速報値』の発表についてご覧ください。
前回の発表内容と事前予想、そして、発表結果と原油のチャートを見比べれば、値動きへの影響は一目瞭然です。

2009年10月29日22:30『米GDP第3四半期速報値』発表時の原油のチャート 09.10.29『米GDP第3四半期速報値』発表
2009年10月29日、日本時間21:30『米GDP第3四半期速報値』の発表とともに、急騰する原油。
実際の発表までに少しずつ事前予想が上昇していきました。さらに、その事前予想を上回る発表内容によって、劇的な値動きにつながったのです。
発表内容
結果: +3.5%
予想: +3.2%
前回: −
※発表内容の一部
2009年9月30日21:30『米GDP第2四半期確定値』発表時の原油のチャート 09.09.30『米GDP第2四半期確定値』発表
9月30日21:30の『米GDP第2四半期・確定値』発表は、確定値ではマイナス幅を減少させ、予想よりも良い結果となりました。しかしながら、発表時点の一瞬の戻りの後、原油価格は崩れます。
発表内容
結果: -0.9%
予想: -0.9%
前回: -1.0%
※発表内容の一部
2009年8月27日21:30『米GDP第2四半期改定値』発表時の原油のチャート 09.08.27『米GDP第2四半期改定値』発表
事前予想と比べると、『前期比年率』で+0.4%、『前期比』で+0.2%となり、予想より景気が良くなっていると読めます。
その時、原油は少し前の高値を超えて値上がりするものの、上昇が止まると今度は一転して急落となりました。
発表内容
結果: -1.0%
予想: -1.4%
前回: -1.0%
※発表内容の一部

2009年11月24日(火)の『米GDP第3四半期改訂値』の予想と結果

経済指標の発表では、実際に発表された数字よりも、事前予想との違いが注目されます。
予想と大きく違うほど、値段の反応も大きくなります。

2009年11月24日(火)の『米GDP第3四半期改訂値』の予想と結果
日時 時刻 内容 前回 予想 結果
11月24日(火) 22:30 米GDP第3四半期改訂値
[前期比年率]
+3.5% +2.8% +2.8%

※事前予想の下方修正です。+3.0%から+2.8%に、-0.2%修正しました。
(2009年11月24日08:47)

2009年11月24日(火)の『米GDP第3四半期改訂値』の結果は、事前予想通りの+2.8%
やはり、10月29日に発表された『速報値』の数字は楽観的過ぎたということでした。

修正された0.7%のマイナス修正という数字だけから見ればインパクトはありますが、事前に予想されていた数字でした

この状況をふまえて、チャートを見てみましょう。

【国内の円建て原油価格への影響】

22:30『米GDP第3四半期改訂値』の発表と共に急落するかに見えた国内の原油価格ですが、下落は続きませんでした。
若干の下落で、それも10分後には値を戻しています。

発表時の円建て国内原油チャート(5分足)
国内の円建て『原油』を取引した場合の損益の目安はココでチェック ドットコモディティが提供するチャート分析ソフト『FuturesAnalyst(フューチャーズアナリスト)』で表示した、2009年10月29日21:30『米GDP第3四半期速報値』発表時の原油チャート(5分足)

【ドル建てのWTI原油価格への影響】

ドル建てのWTI原油は、日本時間22:30の発表直後には下落するものの、持ち合いの範囲に止まります。
過去3ヶ月連続でWTI原油価格に急変をもたらした米GDPの発表も、今回は静かに迎えられました。

発表時のドル建てWTI原油チャート(5分足)
ドル建ての『WTI原油』(CFD取引)をした場合の損益の目安はココでチェック ドットコモディティが提供する商品CFDトレードツール『Formula CFD(フォーミュラ・シー・エフー・ディー)』で表示した、2009年10月29日21:30『米GDP第3四半期速報値』発表時のドル建てWTI原油チャート(5分足)

次回の特集は、12月4日(金)『米雇用統計』の発表です。お楽しみに。 

【ご注意】気をつけながら楽しもう

重要な経済指標について、お分かりいただけたでしょうか。

値動きが大きくなって取引も盛り上がるのですが、利益となったとき大きい分、思った通りにならないと、損失も大きくなります。
この点を良くご理解いただき、重要指標の発表をお楽しみください。

※もっと知りたい方は、コモディティー情報サイト『Commodity Board(コモディティ・ボード)』 で紹介、ぜひごらんください。

『Commodity Board(コモディティ・ボード)』


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