|
|
|
これ以上カンタンに書けない!11月17日(火)の夜、動きそうなワケ Producer Price Index
|
2009年11月、3夜連続の重要指標発表も2日目、中日となりました。 |
※そもそも「どうして経済指標で商品の値段が動くの」という方は、次のリンク先をご確認ください。
いまさら聞けない アメリカの『米生産者物価指数』って?
『生産者物価指数』は、モノの値段の指標です。
生産者が出荷をする時の値段について、約1万種類のモノの値段を調べ、指数にしたものです。
アメリカの労働省が、毎月15日前後に発表しています。
発表時間は、日本時間の22:30です。
ちなみに、『生産者物価指数』は、ニュース等で『PPI』と約されることも多いです。
英語で”Producer Price Index”(プロデューサー・プライス・インデックス)の頭文字を取ったものです。
都市部の消費者を対象に調べる『消費者物価指数』(CPI)と同じように、値動きの激しい食品とエネルギーを除いた「コア指数」も発表されます。
2つの物価指数の違いは、『消費者物価指数』が川下のモノの値段であるのに対し、『生産者物価指数』は川上のモノの値段です。
『消費者物価指数』の先行きを占う重要な指標は『生産者物価指数』ということです。
一般的な見方としては、景気が良いとモノの値段は上がり、景気が悪いとモノの値段は下がります。。
しかしながら、モノの値段が上がり過ぎることが、景気を悪くする原因になると考えられている時は、金利を上げることでモノの値上がりを抑える政策が採られることもあります。
「大きく動く」って、具体的にどのくらいなの?【これまでの予想・結果・値動きをチェック】
次のリンク先から、2009年8月18日と2009年9月15日、2009年10月20日の『米生産者物価指数』発表についてご覧ください。
これまで発表内容と事前予想、そして、発表結果と原油のチャートを見比べれば、値動きへの影響は一目瞭然です。
|
2009年10月20日21:30『米生産者物価指数』発表 10月20日の夜間取引では、日本時間17:00の開始後まもなく一日の安値を付けた後、約4時間掛けて反転して上昇傾向にありました。21:30に『米生産者物価指数』が事前予想を裏切るマイナスとなると、一転して反落となります。 |
発表内容 結果: -0.6% 予想: ±0.0% 前回: +1.7% ※発表内容の一部 |
|
2009年9月15日21:30『米生産者物価指数』発表 9月15日(火)『米生産者物価指数』は高い伸びを見せ、モノの需要が川上から回復傾向ありというわけです。この後、バーナンキFRB議長も、演説で「米景気後退は現時点で終わっている可能性が非常に高い」と述べていました。 |
発表内容 結果: +1.7% 予想: +0.8% 前回: -0.9% ※発表内容の一部 |
|
2009年8月18日21:30『米生産者物価指数』発表 8月18日(火)21:30、『生産者物価指数』の結果が予想より悪いとわかるや、止まっていた原油価格が下落を開始します。株が持ち直したことで下げ止まるのですが、重要指標の発表に機敏に反応したことが分かります。 |
発表内容 結果: -0.9% 予想: -0.2% 前回: +1.8% ※発表内容の一部 |
11月17日(火)夜22:30発表予定の『米生産者物価指数』の事前予想と結果発表
さらに、事前予想と発表内容がまるっきり違うことも珍しくないことから、発表によって値段が大きく動くのです。
| 日時 | 時刻 | 内容 | 前回 | 予想 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 11月17日(火) | 21:30 |
|
-0.6% | +0.5% | +0.3% |
2009年11月17日(火)に発表された『米生産者物価指数』については、少し詳しく状況を把握してみましょう。
生産者物価指数そのものは、先月より上昇しているものの、事前予想の0.5%に対して0.2%低い結果でした。
一方で、同時に発表される『コア指数』というエネルギーや食品を除いた指標では、予想の+0.1%に対して、結果は-0.6%と、0.5%低いものでした。
まとめると、全体として今回の『米生産者物価指数』は全体として予想より下落。
特に、エネルギーや食品が全体の下落幅を抑える要因となっています。
これをふまえて、チャートを見てみましょう。
2009年11月17日(火)22:30の『米生産者物価指数』発表直前に、円建ての原油価格は急上昇します。
発表される前に、突発的に大きな動きをするのも、重要指標の発表に際しては珍しくありません。
前回の高値を僅かに上抜いています。
そこに、積極的に買い進めることが出来ない内容で発表され、まるで叩き落されたような動きになっています。
【ドル建てのWTI原油価格への影響】
2009年11月17日(火)のドル建てWTI原油は、発表前に上昇を始めます。
発表の5分前には急騰して前回の高値を上抜きました。
『米生産者物価指数』を受けてこの上昇の流れが止まり、それまでの持ち合いの水準まで押し戻されます。
【ご注意】気をつけながら楽しもう
重要な経済指標について、お分かりいただけたでしょうか。
値動きが大きくなって取引も盛り上がるのですが、利益となったとき大きい分、思った通りにならないと、損失も大きくなります。
この点を良くご理解いただき、重要指標の発表をお楽しみください。
※もっと知りたい方は、コモディティー情報サイト『rigoo.net(リグー・ネット)』で紹介、ぜひごらんください。
次回の特集は、11月18日(水)『米消費者物価指数』の発表です。お楽しみに。
|
|
|





![[開設は無料]新規口座開設はこちら](common/img/btn_first_off.gif)
